研究課題
基盤研究(C)
カニクイザルにエピネフリンを反復投与することにより、ヒトたこつぼ型心筋症に類似した心不全モデルを作製することに成功した。壁運動が保たれている左心室基部と壁運動の著しく低下した心尖部から抽出したRNAを用いて、マイクロアレイ法にて遺伝子発現解析を行った。心尖部と基部では、遺伝子の発現がかなり異なっており、β遮断薬の有効性についても調べた。また、代謝機能関連遺伝子の発現は壁運動の低下している心尖部でのみ低下していた。
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