研究課題
基盤研究(C)
特発性肺線維症は、原因不明の間質性肺炎であり、肺癌を高率に合併する難治疾患である。背景に特発性間質性肺炎を有する、または有さない扁平上皮癌で発現の違いを検討し、発現亢進分子として、癌遺伝子MYCNや骨格系蛋白であるMYH11、機能がまだ未解析のARMC4などが、発現が減弱している分子として細胞骨格系蛋白を分解するMTSS-1が検出された。MTSS-1の発現をティシュー マイクロアレイにて解析し、その発現の有無で短期的予後に違いはなかった。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Pathol.Res.Pract. 204(5)
ページ: 295-304