研究課題
基盤研究(C)
非腫瘍性胚中心B細胞とそこを発生母地とする難治性リンパ腫である濾胞性リンパ腫について、特異的に発現変動のあるmicro RNAを探索することにより、濾胞性リンパ腫発生の転写後遺伝子制御機構の特徴の一端を明らかにすることを目指した。ヒト病理組織からのマイクロダイセクションサンプルのmiRNAプロファイリングおよびセルソーティング法による抽出細胞のreal-time PCR両手法を総合した解析では、濾胞性リンパ腫で胚中心に比較して、miR-146aおよびmiR-193bの発現亢進が認められ、一方miR-26aは発現が抑制されていた。B 細胞特異的にmiR-146aの過剰発現をもたらすトランスジェニックマウスを作製した検索では、胚中心形成刺激に対して野生型よりも胚中心の増生傾向が認められるようである。この現象については現在検証中である。
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