研究課題/領域番号 |
20590422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堀井 俊宏 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (80142305)
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研究分担者 |
有末 伸子 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (00242339)
石井 健 大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (00448086)
東岸 任弘 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (20379093)
八木 正典 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員 (60452463)
田井 久美子 大阪大学, 微生物病研究所, 教務職員 (00187907)
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連携研究者 |
田邊 和裄 大阪大学, 微生物病研究所, 招聘教授 (40047410)
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研究協力者 |
PALACPAC Nirianne M. Q. 一般財団法人阪大微生物病研究会
COBAN Cevayir 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター
ZEYREK Fadile Yildiz Harran University Medical Faculty, Turkey
UDOMSANGPETCH Rachanee Mahidol University, Thailand
SATTABONGKOT Jetsumon USAMC Armed Forces Research Institute of Medical Sciences, Thailand
CULLETON Richard 長崎大学, 熱帯医学研究所
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 三日熱マラリア原虫 / 遺伝子多型 / 多重感染 / 流行度 / 組み換え |
研究概要 |
多重感染の状態を保ったままで感染状態を持続させるという三日熱マラリア原虫(P.v)の感染パラドックスを明らかにするために、タイ、トルコ、アフリカから分離した原虫について、6つの座位の塩基配列を比較した。いずれからも高い多重感染度と多型が観察された。一方、Group IV SERAの多様度が熱帯熱マラリア原虫(P.f)に比べて、200倍も大きいことが発見された。多重感染を保ったままの状態で感染を持続させるメカニズムの背景には、P.vのほうがP.fよりも高い原虫集団多様性と、宿主からの高い免疫選択圧の結果であると考えられる。
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