研究課題
基盤研究(C)
ブルーストリパノソーマ(T. brucei)はアフリカ睡眠病を起こす原虫で、年間3万人が感染により死亡している。当初の目的は、ブルーストリパノソーマTb14-3-3が脂質代謝を調節しているという新発見を利用し、Tb14-3-3がブルーストリパノソーマの運動性、サイトキネーシス、細胞周期にあたえる分子メカニズムを探索することであった。その解析過程で、糖代謝、脂質代謝酵素、蛋白リン酸化化酵素などとTb14-3-3が結合することを発見した。そのうちの1つの蛋白リン酸化酵素がT. bruceiの運動性、サイトキネーシス、細胞周期の重要な調節因子であることを明らかにした。
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