研修医における処置時の感染防御とその行動に影響する因子に対する検討

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20590512
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医療社会学
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 高田 清式 愛媛大学, 医学部附属病院, 教授 (80197102)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• キーワード: 研修医 / 感染教育

研究概要

院内感染の理解を深めることを目的に研修医における処置時の手袋着用状況と白衣の汚染状況を調査した。当大学病院での研修医に焦点をあて、感染教育により向上するかどうかを年次的に検討した。手袋着用率が平成20年度の59.6%に比べ、平成22年度は63.8%であり、白衣のMRSA汚染も平成20年度に2例検出されたが以後は検出されなかった。感染対策の実践において感染教育にて年次的に幾分の改善傾向が示されたと考える。

研究成果

• [雑誌論文] 荒木博陽抗MRSA薬使用量に及ぼす感染制御部による介入の影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 田中亮裕、渡邉真一、高田清式、相引眞幸、安川正貴
  • 雑誌名: 医療薬学 36 ページ: 232-239
  • 査読あり
• [学会発表] 愛媛大学医学部附属病院における研修医の院内感染について (2010)
  • 著者名/発表者名: 高田清式
  • 学会等名: 第80回日本感染症学会西日本地方会
  • 発表場所: 松山市総合コミュニティセンター、松山市
  • 年月日: 2010-11-20
• [学会発表] 愛媛大学医学部附属病院における研修医の院内感染の現況 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高田清式
  • 学会等名: 第42回日本医学教育学会
  • 発表場所: 東京都市センター、東京都
  • 年月日: 2010-07-30
• [学会発表] 愛媛大学医学部附属病院における研修医の針刺し事故・院内感染予防対策の現況 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高田清式
  • 学会等名: 第41回日本医学教育学会
  • 発表場所: 大阪国際交流センター、大阪
  • 年月日: 2009-07-25
• [学会発表] 当院における研修医の針刺し事故予防対策の現況 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高田清式
  • 学会等名: 第83回日本感染症学会
  • 発表場所: 東京京王プラザホテル、東京都
  • 年月日: 2009-04-24
• [学会発表] 針刺し事故などの院内感染予防に取り組む研修医の姿 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高田清式
  • 学会等名: 第78回日本感染症学会西日本地方会学術集会
  • 発表場所: 広島国際会議場、広島市
  • 年月日: 2008-12-05
• [備考] ホームページ等