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2008 年度 実績報告書

がん薬物療法における薬剤誘発性QT延長の遺伝的要因を含めた患者要因

研究課題

研究課題/領域番号 20590537
研究機関名古屋大学

研究代表者

安藤 雄一  名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (10360083)

研究分担者 佐藤 光夫  名古屋大学, 国立長寿医療センター病院呼吸器科, 医長 (70467281)
澤木 正孝  名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 特任講師 (20402597)
満間 綾子  名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (10467326)
河田 健司  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助手 (30418743)
キーワードがん化学療法 / QT延長 / 医薬品副作用 / 遺伝子多型
研究概要

概要:がん薬物療法における薬剤誘発性不整脈QT延長の発現の頻度と臨床的要因、QT延長を誘発しやすい抗がん剤あるいは治療プロトコールを明らかにするために、標準プロトコールに基づいて治療をうける患者を対象とし、治療前後の心電図検査によりQT延長の発現についてスクリーニングを行う。QT延長を発現した患者を対象として遺伝子解析を行い、がん薬物療法における薬剤誘発性QT延長の遺伝的要因を明らかにする。
結果:当該年度は、乳がんに対するFEC療法(フルオロウラシル、エピルビシン、シクロフォスファミド)を受けた34名と、胆道がん・膵臓がんに対する塩酸ゲムシタビン(GEM)療法を受けた18名を対象として心電図評価を実施し、QT延長を中心とした不整脈異常の頻度を調べた。その結果、FEC療法においては中等度以上であるグレード2以上のQT延長を9名(26%)に認め、一方GEM療法では2名(11%)に認めた。FEC療法では9名のうち2名は重度に分類されるグレード3であった。また、FEC療法の1サイクル目から6サイクル目までのすべてのサイクルで、治療後のQT延長が統計学的有意差をもって示された。これらの患者からはゲノム解析用の血液検体が採取保存されており、当該年度末より既知の薬剤誘発性QT延長関連遺伝子を中心に解析を開始している。来年度も引き続き薬剤誘発性QT延長関連遺伝子を中心に解析を行い、関連の強い遺伝的要因を明らかにする。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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