研究課題
基盤研究(C)
ニトログリセリン(GTN)が生体内で一酸化窒素(NO)を遊離して血管拡張をきたす機序は不明である。近年、アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)がGTNからNOを遊離させると報告されている。モンゴロイド系人種では遺伝的にALDH2の変異が一定の割合で存在することから、GTNの効果減弱または無効の可能性が推測される。今回の研究では、ALDH2の変異と飲酒高感受性をアンケートにより検討し強い関連性を確認。ALDH2遺伝子変異(すなわち飲酒耐性)にかかわらずGTN による血管拡張反応が同様に認められ、生体内ではALDH2に依存する代謝経路以外の存在が示唆された。
すべて 2011 2010 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (5件) 図書 (4件)
Chemico-Biological Interactions 191(1-3)
ページ: 185-191
Jounal of Biochemistry and Molecular Toxicogy 24(1)
ページ: 60-65
Life Sciences 85(7-8)
ページ: 303-308
Chemico-Biological Interactions 178(1-3)
ページ: 211-214
ページ: 110-116
Journal of Cardiology 53(3)
ページ: 355-360
Molecular and Cellular Biochemistry 315(1-2)
ページ: 113-121
急性期急性増悪期の臨床薬理(看護技術10月臨時増刊号) 54(12)
ページ: 56-61
厚生労働科学研究費補助金による循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業:急性心不全とその関連疾患に対するより効果的かつ効率的な治療等の確立に関する臨床研究『院外心停止者の救命率向上に対する自動体外式除細動器を用いた心肺蘇生法の普及とエビデンス確立のためのウツタイン様式を用いた大規模研究』課題番号:H16-心筋-02平成18年度総括・分担研究報告書
ページ: 25-26