研究課題
基盤研究(C)
糖尿病はアスピリン抵抗性であるかを検討した.糖尿病患者と健常人で血小板アスピリン感受性は全く同等であり,高血糖はアスピリン抵抗性の原因にならないことが示唆された.一方,高濃度アスピリン処理にも関わらず血小板凝集の強い群が糖尿病のみに見られ,この強い凝集がP2Y12受容体阻害剤で是正されたことから,糖尿病患者の一部にアスピリン+P2Y12受容体阻害剤の併用療法が有効である可能性が示唆された.
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