研究課題
基盤研究(C)
血小板の細胞内情報伝達機構の視点より、血小板凝集能亢進と最も相関が良く、普遍性の高い情報伝達物質を同定することおよび簡便かつ安定した測定検査法を確立することを目的とし、154例のII型糖尿病患者において解析し検討した。その結果、血小板活性化物質であるコラーゲン刺激によるp38 mitogen-activated protein(MAP)キナーゼのリン酸化レベルおよびp44/p42 MAPキナーゼのリン酸化レベルが血小板凝集能と著明に相関した。以上より、コラーゲン刺激によるp38 MAPキナーゼおよびp44/p42 MAPキナーゼの活性化が糖尿病患者の血小板凝集能亢進のマーカーとなることが明らかとなり、治療へ応用できる可能性が示唆された。
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