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2008 年度 実績報告書

臭化メチル代替くん蒸剤フッ化スルフリルの生体影響解明の為の疫学調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 20590596
研究機関信州大学

研究代表者

塚原 照臣  信州大学, 健康安全センター, 講師 (50377652)

研究分担者 野見山 哲生  信州大学, 医学部, 教授 (70286441)
和田 敬仁  信州大学, 医学部, 准教授 (70359727)
村松 宰  松本大学, 人間健康学部, 教授 (10109423)
キーワード産業中毒 / くん蒸剤
研究概要

フッ化スルフリルの個人曝露濃度測定方法、尿中フッ素を曝露指標とした生物学的モニタリングの確立を目的としている。フッ化スルフリルの代謝経路で生じるフッ素イオンに着目し、ヘッドスペースGC-MSを用いた尿中フッ素濃度の測定法のための実験を行った。従来のガスクロマトグラフ法に比べ、溶媒抽出の手間が省け、より簡便な方法であると言える。内部標準物質として用いたアセトアルデヒドはアルコールの代謝物として尿中に排出されるため、人の尿中に含まれない物質を内部標準物質として選定することが今後の課題である。また、検出下限値または、定量下限値を求める必要があると考えている。さらに、生体影響に関する疫学調査を行い、許容曝露限界値の設定を図ることも目的としている。生体影響に関する疫学調査が無いことから、実際の作業現場に出向き曝露とそれによる生体影響に関する疫学調査を実施した。今後も作業現場における疫学調査を継続し、データを集積して行く。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ヘッドスペースサンプラ付ガスクロマトグラフ質量分析計を用いた尿中フッ素分析方法の確立2008

    • 著者名/発表者名
      大塚貴生, 塚原照臣, 野見山, 哲生, 他
    • 学会等名
      第51回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会
    • 発表場所
      長野県松本市Mウイング
    • 年月日
      2008-10-26

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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