• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

アデイポネクチンとレプチンの体重増加抑制効果に関する疫学研究

研究課題

研究課題/領域番号 20590619
研究機関福岡大学

研究代表者

畝 博  福岡大学, 医学部, 教授 (40122676)

研究分担者 谷原 真一  福岡大学, 医学部, 准教授 (40285771)
百瀬 義人  福岡大学, 医学部, 講師 (20123119)
今任 拓也  福岡大学, 医学部, 助教 (20368989)
キーワードアディポネクチン / レプチン / 前向き研究 / BMI / 体重の増減 / 共分散分析
研究概要

【目的】
本研究は、アディポサイトカインであるレプチンおよびアディポネクチンが将来のBMI、血圧および生化学データにどのような影響を与えるか前向きに調査することを目的とした。
【方法】
対象者は福岡県下の健康保険組合に加入している男性労働者で、2000年度に基本健康診査を受診し、血中アディポネクチン及びレプチン濃度の測定に同意し、2003〜2005年まで追跡可能であった391名である。対象者を高アディポネクチン血症または低アディポネクチン血症、高レプチン血症または低レプチン血症に分類し、共分散分析を用い、年齢とBMIで補整した血圧および生化学データを算出し、比較検討した。
【結果】
フォローアップ終了時のデータとベースライン時のデータの差の平均値を比較すると、高アディポネクチン血症の人と低アディポネクチン血症の人では、収縮期血圧と拡張期血圧の増減に有意な差が認められた(SBP; -1.75 mmHg vs 1.13 mmHg, p<.05, DBP; -1.52 mmHg vs 1.19 mmHg, p<.05)。高レプチン血症の人と低レプチン血症の人では、BMIの増減に有意な差が認められ(0.05 vs 0.33, p<.05)、高レプチン血症の人には体重増加抑制効果が認められた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 男性勤労者における飲酒習慣とメクボリックシンドロームの関連性2008

    • 著者名/発表者名
      谷原真一
    • 雑誌名

      産業医学プラザ 16

      ページ: 29-33

  • [学会発表] 2型糖尿病におけるHSP60の役割に関する疫学研究2009

    • 著者名/発表者名
      今任拓也
    • 学会等名
      第19回日本疫学会学術総会
    • 発表場所
      金沢市
    • 年月日
      2009-01-24

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi