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2009 年度 実績報告書

胃がん罹患リスクにおけるアルコール代謝関連遺伝子多型の遺伝子環境交互作用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20590624
研究機関岡山大学

研究代表者

平木 章夫  岡山大学, 保健管理センター, 助教 (70443455)

キーワード胃がん / 罹患リスク
研究概要

本年度は、昨年に引き続き、飲酒・喫煙習慣などの生活習慣などについてのデータ収集とそのを行った。研究対象者は愛知県がんセンター病院の新来患者全員とし、専門の調査担当者が研究参加同意を確認し、記入要領等の説明を加えた後、診察の待ち時間を利用して自記式により調査しデータを収集した(調査担当者が記入漏れなどをチェックし回収する)。
収集情報は、年齢、体格、既往歴、家族歴、喫煙・飲酒習慣、運動習慣、生殖歴関連要因、食習慣などである。診察終了後、回収された調査票はデータを愛知県がんセンター研究所疫学・予防部内の閉鎖データサーバー内に順次入力し、分析の準備を進める。回収調査票は鍵付きの保管庫内に保管する。
また、調査票による調査協力が得られた対象者については、さらに研究者が研究趣旨等を説明し、文書にて同意の得られた対象者から7ccの血液提供を依頼し、血液試料の収集も同時に行った。提供された血液は愛知県がんセンター研究所疫学・予防部内の実験室において処理し、-80度で冷凍保存し、必要に応じて遺伝子型の解析およびホルモンなどの測定に使用するためにストックした。今後、生体試料については年齢や受診年などをマッチングさせた症例・対照群の選別ができた時点で、遺伝子型の検索および生物学的指標の測定を順次開始する。
さらに、調査票データおよび遺伝子型の検索結果・生体指標測定結果を院内がん登録情報と照合して、がん患者を特定し、がん既往歴のないその他の患者を非がん患者と同定した。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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