研究課題/領域番号 |
20590663
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
足達 寿 久留米大学, 医学部, 教授 (40212518)
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研究分担者 |
熊谷 俊一 久留米大学, 医学部, 助教 (20412504)
南條 泰輝 久留米大学, 医学部, 助教 (70461431)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 疫学 / 心拍数 / メタボリック症候群 / 地域住民 |
研究概要 |
我々は、一般住民検診の受診者を対象に心電図で得られた心拍数を指標として、心拍数が多い人ほど将来のメタボリック症候群に進展するかを検討した。その結果、安静時心拍数が多いグループほど、将来の肥満、インスリン抵抗性、糖尿病進展の有意な予知因子であることが示された。特に心拍数が80/bpm以上を示す人は、その有意性が強かった。この結果の背景には、インスリン抵抗性を介した交感神経活性の亢進が関連している可能性が示唆された。本研究は、心拍数が多い人ほど、メタボリック症候群の基礎となるインスリン抵抗性の進展に強く関連することを示した最初の報告である。
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