研究課題
基盤研究(C)
生体にとって必要な酸素を末梢組織の隅々に運搬する赤血球の流れやすさは骨髄で作り出されてから酸化ストレスが原因で徐々に悪くなる。古来、生薬として用いられて来た紅蔘から抽出したサポニン分画には赤血球膜タンパク質の酸化傷害を抑制し、赤血球の流れやすさの悪化を妨げることが分かった。特に有効なサポニン分画成分は赤血球の膜タンパク質のグルコースの代謝に関わる赤血球の酸化抑制機構に働くことが示唆され。アンチエイジング薬の開発に大きく役立つと考えられた。
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ページ: 2535-2542
Biorheology 45
ページ: 689-700