研究課題/領域番号 |
20590702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
横谷 邦彦 高知大学, 教育研究部・医療学系, 教授 (30174858)
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研究分担者 |
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部・医療学系, 助教 (00363276)
田中 健二朗 高知大学, 教育研究部・医療学系, 助教 (30552260)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 交感神経-副腎髄質系の中枢性賦活 / アラキドン酸カスケード / ホスホリパーゼC / ジアシルグリセロールリパーゼ / 2-アラキドノイルグリセロール / エンドカンナビノイド |
研究概要 |
麻酔下ラットの脳室内に投与した各種のストレス関連ペプチドによる血液中カテコールアミン(CA)上昇を指標に、交感神経-副腎髄質(S-A)系の中枢性賦活機構における脳内カンナビノイド(エンドカンナビノイド)の役割を解明した。血中CA増加に脳内ホスホリパーゼC(PLC)/ジアシルグリセロールリパーゼ系により生成されたモノアシルグリセロール(MAG)(別名;2-アラキドノイルグリセロール)がアラキドン酸の前駆物質としてS-A系賦活に促進性に、さらに強力なエンドカンナビノイドとしてこの系に抑制性に関与するという、2方向性の役割を担うことを明らかにした。
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