研究課題
基盤研究(C)
50人の男性喫煙者が禁煙治療を受け、28人が禁煙を達成した。治療終了9週間後のBMI増加率により体重増加群(n=18)、体重維持群(n=10)の2群に分け比較検討した。アディポネクチンは、体重増加群では治療終了1週後から治療終了9週後にかけて有意に減少した。体重維持群では、徐々に増加した。インスリン抵抗性は、体重増加群では治療9週後には有意差をもって増加した。体重維持群においては、変化が認められなかった。禁煙による動脈硬化抑制の効果を最大限に得るためには、禁煙に併せて体重増加を抑えることが重要であることが示唆された。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
Internal Medicine. 50(7)
ページ: 707-712
Journal of Clinical Gastroenterology. 44(4)
ページ: e71-e75