研究課題/領域番号 |
20590738
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
伊熊 睦博 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (00275108)
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研究分担者 |
古田 隆久 浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (10303546)
大澤 恵 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (10397391)
山田 貴教 浜松医科大学, 医学部, リサーチアシスタント (10402265)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / 粘膜免疫 / グリア細胞 |
研究概要 |
消化管固有の粘膜免疫系に及ぼす神経系の関与を、グリア細胞の観点で評価する。腸管グリア細胞に化学的な"ablation"を施し、機能を失活させた状態で、消化管免疫担当細胞の構成、機能がどのように変化をするか明らかにする。具体的には、以下の目的を掲げ研究遂行中である。第一に、中枢神経形のグリア細胞と同様に、腸管グリア細胞が化学的な"ablation"を受けることを証明する。第二に、そうした腸管グリア細胞の"ablation"が、腸管粘膜に炎症を来たす事を確認する。第三に、粘膜炎症の発症機序が局所の免疫細胞系を介したものであるか否かを明らかにする。前三項の検証を踏まえ、第四には、粘膜の炎症がグリア細胞の構成に及ぼす影響と、グリア細胞-リンパ球間の接合を明らかにする。本年度は、腸管グリアの化学的な"ablation":を企図し、グリア細胞の変性形態のイメージング可視化の為の準備実験を行っている。
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