研究課題
本年度は、初年度より行ってきた血管新生療法の臨床血流評価法をまとめ、論文を作成、採択され、Annals of vascular disease誌に発表した。この非侵襲的かつ疼痛を伴わない血流評価方法を用いて、前年度の血管炎一例報告に続き、難治性血管病である膠原病性(SLE)の末梢動脈疾患に対しする有効性を日本老年医学会第51回関東甲信越地方会にて発表し、学会奨励賞に選ばれたが、この結果を学会誌「Geriatrics and Gerontology International」に投稿、採択されている。また、今までの研究結果総括を日本創傷治癒学会で発表した。この結果学会賞に選ばれた。現在研究内容を海外誌投稿中である。学会発表としては、「3rd International Conference on Drug Discovery and Therapy」にて発表し、世界的な交流を行った。この結果、Hindawi Publishing Corporationの「ISRN Vascular Medicine」項についてEditorial boardとなった。本年の日本循環器学会においてはシンポジウム「末梢動脈疾患(PAD)の最前線」に採択されたが、震災のため学会が中止となった。徐放化蛋白投与技術(drug delivery system)を発展させた徐放化Platelet Rich Plasma(PRP)の血管新生効果の検討を行い、結果を学会で発表した。
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Annals of Vascular Diseases
巻: Vol4 ページ: 24-31
Geriatrics & Gerontology International
巻: (In press)
PEPARS
巻: Vol48 ページ: 87-94
ICUとCCU
巻: Vol34 ページ: 405-409