研究課題/領域番号 |
20590857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡 亨 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 特任講師(常勤) (10332678)
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連携研究者 |
小室 一成 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30260483)
塩島 一朗 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 寄附講座准教授 (90376377)
永井 敏雄 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (00334194)
赤澤 宏 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 特任講師(常勤) (20396683)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 循環器・高血圧 / 心不全 / 肥満細胞 / 心房細動 |
研究概要 |
本研究の目的は、心不全の発症・進展過程での、肥満細胞とそれから放出されるレニンやヒスタミンの果たす役割を明らかにし、レニンやヒスタミン、肥満細胞を標的とした新たな心不全治療戦略の基礎を確立することである。我々は横行大動脈縮窄術による圧負荷モデルにおいて、心房での肥満細胞浸潤が亢進し、心房線維化や心房細動の発症に肥満細胞からのPDGF-Aを介した機序が重要な役割を果たしていることを明らかにした(Liao et al., JCI, 2010)。また、アンジオテンシンII(Ang II)負荷モデルにおいても、心房への肥満細胞浸潤と活性化が心房リモデリングや心房細動の発症に関与している可能性が示唆された。
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