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2009 年度 実績報告書

線溶阻害因子PAI-1による血管老化促進機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 20590881
研究機関浜松医科大学

研究代表者

井原 勇人  浜松医科大学, 医学部, 助教 (00223298)

キーワードPAI-1 / PAI-1 KOマウス / 細胞老化 / 老齢マウス / 細胞周期関連因子
研究概要

1.PAI-1ノックダウン(KD)ベクターの構築とshRNA-PAI1安定発現株の取得
昨年度効果のあったsiRNA配列を用いて、tRNAプロモーターで発現誘導するPAI-1ノックダウンベクターを構築し、培養血管内皮細胞に導入した。ピューロマイシン耐性で選択した後、10株のクローンを得、さらにPAI-1が安定的にKDされている3株を取得した。
2.細胞周期関連因子発現量の検討
老化関連サイクリンキナーゼインヒビターp16,p19,p21のmRNA発現量及びタンパク発現量を検討したところ、p19はconfluent後、培養経過に伴い減少するパターン、p21は増加化するパターンであったが、Mock安定発現株とパターンに差がなかった。p16は増加するパターンを示し、KD細胞で発現量は減少していた。刺激や継代回数を重ね検討中である。
3.老齢PAI-1ノックアウト(KO)マウス(1年3月令)からの血液サンプル及びRNA抽出のための組織の取得
血液サンプルから、ノックアウトされている事を確認した。現在、mRNAを抽出し、発現量を検討している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 脂肪細胞から分泌される生理活性物質アディポカイン遺伝子発現制御2009

    • 著者名/発表者名
      井原勇人
    • 雑誌名

      比較生理生化学 26

      ページ: 47-57

  • [学会発表] 赤ワインに含まれるレスベラトロールの抗肥満・抗老化効果2010

    • 著者名/発表者名
      井原勇人
    • 学会等名
      日本技術士会 食品技術士中部協議会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2010-02-27

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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