研究課題
基盤研究(C)
気管支喘息の難治化の要因として、慢性アレルギー性気道炎症に基づく一連の反応が考えられている。この炎症には転写因子NF-κBの活性化が関与している。今回NF-・Bの活性化に関与するIKK・阻害剤であるIMD-0354を用いて気道炎症、リモデリングに対する抑制効果を検討した。IMD-0354投与により組織中のTh2サイトカイン、杯細胞数、平滑筋の過形成は減少した。この阻害薬は新たな喘息治療薬となる可能性が示唆された。
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Exp.Allergy 41
ページ: 104-115