研究課題
基盤研究(C)
新しい肺気腫モデルマウスの作製と、これに引き続く炎症終息とアポトーシス細胞貪食除去のメカニズムを利用した治療戦略を追求した。receptor for advanced glycation endproducts (RAGE)のノックアウトマウスにおいて、アポトーシス細胞除去の障害から気腫化が起きる可能性を見いだし、まずはRAGEがアポトーシス細胞の貪食において重要であることを明らかにして論文として発表した。また、Monocyte chemoattractant protein-1 (MCP-1)の分泌制御が破綻することで、肺の炎症は慢性化し肺気腫が誘導されるとの仮説をたてた。MCP-1がどのようにしてアポトーシス細胞貪食を改善させるかを検討し、Rac-PI3K系が重要であることを解明した。
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EMBO Rep. 12(4)
ページ: 358-364
Biochem Biophys Res Commun. 399
ページ: 677-682