研究課題/領域番号 |
20590929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
門田 淳一 大分大学, 医学部, 教授 (50233838)
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研究分担者 |
平松 和史 大分大学, 医学部, 准教授 (80301381)
白井 亮 大分大学, 医学部, 助教 (60437837)
岸 建志 大分大学, 医学部, 助教 (20347024)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 緑膿菌 / ワクチン / ペプチド / 線毛蛋白 / 樹状細胞 |
研究概要 |
緑膿菌は易感染宿主において重要な病原体であり、その感染症の治療や予防法の開発は喫緊な課題である。本研究では緑膿菌線毛蛋白ペプチドにおける樹状細胞を介したワクチン効果の検討を行った。断片化した緑膿菌線毛蛋白の合成ペプチドではアミノ残基101-120残基のペプチドが樹状細胞(Jaws-II)からのIFN-γやIL-12の産生を亢進させた。その他の12種類の合成ペプチドではサイトカインの産生亢進を認めなかった。さらにこのペプチドは樹状細胞の成熟化を促していた。しかしながら、同ペプチドで刺激した樹状細胞とナイーブTリンパ球の混合培養ではリンパ球の増殖やリンパ球からのサイトカイン産生は認めなかった。混合培養時の樹状細胞比をさらに大きくするなど、今後もさらに詳細な検討を進めていく必要がある。
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