研究課題
LPSによる肺障害マラスの作成LPSを気管内投与し、肺障害マウスモデルを作成し、24時間後に以下の項目を検討した。1)TLR4遺伝子および蛋白発現のLPSによる影響摘出肺を用いて、肺胞上皮細胞TLR遺伝子発現・蛋白質発現が、LPSにより亢進されるという仮説を、Microdisection法を用いて、Real Time RT-PCR法、Northern Blot法、免疫組織染色を行なった。2)組織学的検討肺障害をTUNEL染色にて肺胞上皮細胞のアポトーシスをみた。3)肺血管透過性肺血管透過性を^<131>Iで標識したアルブミンの血管内から気管支肺胞洗浄液中に漏出した量で肺血管透過性亢進を確認した。4)TLRシグナリングアッセイマウス肺からII型肺胞上皮細胞を分離培養し、LPS添加後、蛍光酵素遺伝子に結合したNFkB反応領域(IL-8プロモータ)を用いてシグナリングを測定したところ増強していることが確認された。5)肺胞マクロファージの活性化と炎症性サイトカインマウス肺の気管支肺胞洗浄を行ない、洗浄液中のマクロファージを単離し、LPS添加6時間後に上清中のTNFをELISAで測定したところ、TNFの誘導がみられた。6)アポトーシスBax、 Bcl-2、p21、p53をRT-PCR法にて測定し、Baxを介して肺胞上皮細胞がアポトーシスを誘導されていることが確認された。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Biomedical Research 29・5
ページ: 10
Biochemical and Biophysical Research Communications 366・2
ページ: 7