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2008 年度 実績報告書

電子聴診器によるデジタル肺音の分類と胸部CT画像との対比

研究課題

研究課題/領域番号 20590937
研究機関川崎医科大学

研究代表者

岡 三喜男  川崎医科大学, 医学部, 教授 (40223995)

キーワード肺音 / 電子聴診器 / デジタル肺音 / 胸部CT / CT画像 / 医用工学
研究概要

本研究の最終目的は、肺音電子聴診をより身近で科学的な技術として進化させ(特許開発)、専門医に限らず在宅医療を含め広く医療や医学教育で活用されるものとする。
そのためには多数の症例から肺音を集積し、集積された肺音をデジタル化(電子肺音)し客観性をもたせ、疾患毎に分類しその画像とくに詳細な画像としてCT画像と対比検討することにある。
申請時の計画に記した研究手順と平成20年度の目標とその成果を示す。
(1)市販の電子聴診器で採取した肺音をデジタル処理下で視覚的に表示し、肺音の識別を客観的に捉える。
健常者ならびに各種の呼吸器疾患患者の肺音を約100例分集積した。肺音聴取部位は胸部の前後面で一例あたり13部位である。合計1300肺音が集積された。集積された電子肺音をスピーカーにて聴取検証して、雑音の無い適切な肺音を抽出して、その肺音をソナグラムおよび通常波形表示としてPC上で描出した。
(2)デジタル処理した電子肺音を同時に撮像された胸部CT画像と対比する。
上記の適切なデジタル肺音を集積した患者について、胸部CT画像を検索して症例データベースを作成した。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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