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2009 年度 実績報告書

電子聴診器によるデジタル肺音の分類と胸部CT画像との対比

研究課題

研究課題/領域番号 20590937
研究機関川崎医科大学

研究代表者

岡 三喜男  川崎医科大学, 医学部, 教授 (40223995)

キーワード肺音 / 電子聴診器 / デジタル肺音 / 胸部CT / CT画像 / 医用工学
研究概要

本研究の最終目的は、肺音電子聴診をより身近で科学的な技術として進化させ(特許開発)、専門医に限らず在宅医療を含め広く医療や医学教育で活用されるものとする。
そのためには多数の症例から肺音を集積し、集積された肺音をデジタル化(電子肺音)し客観性をもたせ、疾患毎に分類しその画像とくに詳細な画像としてCT画像と対比検討することにある。
申請時の計画に記した研究手順と平成21年度の目標とその成果を示す。
(1)市販の聴診器で採取した肺音をデジタル処理下で視覚的に表示し、肺音の識別を客観的に捉える。
平成21年度は通常の聴診器を改良して使用、健常者ならびに各種の呼吸器疾患患者の肺音を集積し、デジタル化して解析した。その理由として、検者が集音時の肺音が現在の汎用型と同じ聴診音で収集可能であった。集積した肺音は典型的な副雑音を抽出して、試作中の肺音教育用ソフトに搭載した。
(2)デジタル処理した電子肺音を同時に撮像された胸部CT画像と対比する。
病気の治療前と治療経過中のCT画像が揃った症例を中心に、肺音を経時的に収集した。
今後、経時的な肺音の収集と解析によって、より多くの医療関係者へ情報を提供出来るよう、また教育ソフトへの搭載と充実を計画している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ピエゾ素子型電子聴診器によるリアルタイム肺音表示とCT画像2009

    • 著者名/発表者名
      岡三喜男, 他11名
    • 学会等名
      日本呼吸器学会
    • 発表場所
      東京国際フォーラム(東京都)
    • 年月日
      2009-06-12

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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