研究課題
基盤研究(C)
腎疾患の病態・進展に重要な糸球体血行動態調節機構に性差が存在するか否かを検討したが、糸球体血行動態の主な調節因子である輸出入細動脈の血管反応性・血管内皮機能に有意な性差を認める事はなかった。各種性ホルモンの有意な血管作用も認められず、生理的・病態生理的な成果は得られなかった。本研究では、腎濾過機能の調節に重要な髄質血流の性差を検討する実験系や腎細動脈の血管平滑筋細胞と内皮細胞の培養系確立を目指した実験系に関して、若干ながら進行が得られた。
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Tohoku J Exp Med. 219
ページ: 331-336
Circ Res 105
ページ: 249-259