研究課題
基盤研究(C)
長期透析患者に見られる高リン血症は、異所性石灰化を誘発し生命予後不良につながる直接的な原因となるが、その詳細と抑制方法は現在不明である。骨、特に骨吸収を担う破骨細胞のリン代謝調節に注目し、異所性石灰化の制御分子候補として、リンチャネルBVPiC85の解析を行った。その結果、膜局在に関わる部位の同定と調節機構、機能に対する糖鎖の重要性ならびに、FGF23-Klotho経路における役割を明らかにした。これらのことから異所性石灰化におけるリンチャネル分子の重要な役割の解明が進んだといえる。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (20件) 図書 (10件)
J Med Invest. 58(1-2)
ページ: 140-147
Am J Physiol Renal Physiol. 298(6)
ページ: F1341-F1350
Am J Physiol Renal Physiol. 299(1)
ページ: F243-F254
J Med Inv. 57(1,2)
ページ: 95-108
Am J Physiol Renal Physiol. 297(3)
ページ: F671-F678
J Am Soc Nephrol. 20(1)
ページ: 104-113