研究課題
基盤研究(C)
若年性劣性遺伝性パーキンソン病(ARJP)における異常遺伝子培養線維芽細胞ではDNA損傷の蓄積があり、正常Parkin遺伝子導入によって培養細胞生存率が向上することが判明した。Parkinがcyclin Eを基質とすることを証明し、患者細胞ではcyclin Eの細胞内含量の上昇によって、細胞周期の制御に変調をきたし、異常中心体を持つ細胞頻度が増加した。これから、患者細胞の発がんリスクも上昇する可能性を示唆した。治療戦略のひとつとして、アンチセンス法によってARJP細胞の生存率を向上することができた。さらに、遺伝性小脳失調症(SCA14)において、ProteinkinaseCγが常染色体遺伝子小脳失調症の原因遺伝子アプラタキシンのリン酸化を亢進させ、核内欠乏をきたすことを証明した。
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