研究課題
基盤研究(C)
海馬硬化性認知症と診断される病態の解明のために、虚血によらないと考えられる海馬神経細胞の選択的脱落を検索した。小脳プルキンエ細胞の脱落を伴わず、海馬神経細胞が比較的選択的に脱落しているアルツハイマー病例を中心にポリクローナル非リン酸化TDP-43抗体などを用いた免疫組織学的検討を行い、封入体形成を伴わず、TDP-43の核染色性を喪失している神経細胞を観察した。核の染色性の低下は、神経原線維変化と関係なく、神経細胞の脱落の程度とも一定の傾向を呈さず、海馬硬化類似所見との関係も認められなかった。虚血やけいれんによらない海馬硬化変化の継続的な検討が必要である。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (14件) 図書 (1件)
Mov Disord. 25
ページ: 1744-1747
Neurol Sci. 32
ページ: 743-747
臨床放射線(10月臨時増刊号) 55
ページ: 1486-1492
医学のあゆみ 235
ページ: 697-702
Brain Medical 22
ページ: 153-158
TDP-43 proteinopathy-分子脳血管病 9
ページ: 198-203
最新医学 65
ページ: 1632-1641
J Neurol Sci. 283
ページ: 83-85
Neuropathol Appl Neurobiol 34
ページ: 650-658
Mov Doisord. 15
ページ: 1055-1057
J Clin Neurosci 15
ページ: 1068-1069
Modern Physician 28
ページ: 1703-1707
日本医大医学会誌 4
ページ: 67-69
ページ: 140-142