研究課題
基盤研究(C)
【目的】福岡県久山町の追跡調査において、糖尿病ゲノムワイド関連解析で同定された1塩基多型と糖尿病発症との関係を検討した。【対象】2002年に久山町の健診で75gOGTTを受けた40歳以上の住民のうち、糖尿病がない2,231名を対象とした。7年間の追跡で228名の糖尿病発症をみた。【結果】性・年齢調整で糖尿病発症と有意に関連する遺伝子はCDKAL1、CDKN2A/2B、DCD、FTO、KCNQ1、HNF4Aで、1リスク多型に対する相対危険は有意であった。6つの遺伝子リスク多型の合計数で4群に分けると、多変量調整した糖尿病発症の相対危険は0-4個に比べ、5個1.8、6個2.0、7個以上3.1と有意に上昇した。(全てP<0.001)。ROC解析では、リスク多型数を含むモデルの曲線下面積(0.732)は調整因子のみのモデル(0.706)に比べ有意に大きかった(P=0.008)。【結論】6つの遺伝子リスク多型の合計数は既存の危険因子と独立して糖尿病発症の予測能を改善した。
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