研究課題
IKdelay電流(以下Kvチャネル電流)のグルコース代謝依存性について研究した。以下の研究成果を得た。Kvチャネル電流は1. グルコース代謝でチャネル活性が調節されている2. グルコース濃度上昇で活性増加がみられるがこれは膜電位が陽電位側でみられる3. 陰電位側ではむしろ活性の減少がみられた4. これはチャネルの活性化曲線がグルコース濃度増加で陽電位側へシフトするためであった5. このシフトはMgATP依存性であった6. このシフトはチャネルリン酸化が関与していることが示唆された7. グルコース刺激電気活動活性化時にもKvチャネル活性の調節が観察された
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
FEBS Lett 583
ページ: 2225-2230
Biochem Biophys Res Commun 390
ページ: 958-962