研究概要 |
新規甲状腺ホルモン受容体(TR)-β4の基礎的・臨床的検討を行った.TRとRXRや転写共役因子の結合性と転写活性の関係を明らかにした.また,一部のARBがチアゾリジン誘導体とは異なった様式でPPARγ活性化作用を発揮することを示した.さらに,長鎖脂肪酸がTRの転写に及ぼす影響,フィブラートやイルベサルタンによるPPARs活性化,漢方薬構成生薬中のPPARs活性化成分の探索,GH/IGF-1下流の転写因子群と核内受容体間のクロストーク,TRやVDRによる骨,糖・脂質・エネルギー代謝に関わる遺伝子の転写調節について研究した.
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