研究課題
基盤研究(C)
樹状細胞は、様々なサイトカイン産生を介してリンパ球の制御を行ない免疫系のホメオスターシスを維持している。その破綻は易感染性や過剰反応、自己免疫疾患などの免疫異常を引き起こす。造血幹細胞の分化や増殖にも関与すると推定されるが詳細は不明に留まっていた。本研究によって、ヒト樹状細胞による自己血球の貪食のメカニズムと意義、また微生物由来の核酸(DNAやRNA)が造血に及ぼす影響の一端が明らかとなった。
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