研究課題
基盤研究(C)
新規血小板機能抑制分子である可能性のあるセマフォリン3Aにおける血小板機能抑制メカニズムについて検討を行った。従来明らかにされていたRac-paxillinを介したactin重合阻害効果に加え、PI3 kinaseの下流に存在するRap1および AKTをすることを明らかにした。この抑制機構はアゴニストによって異なっており、トロンビンやコンバルキシン刺激ではRap1、Aktともに抑制するが、ADP刺激においては、主にAKTのリン酸化を抑制していた。これらの結果から、セマフォリン3AのPI3 kinase系を抑制することにより血小板機能を抑制するが、ADP刺激においてはAKTを直接阻害するメカニズムが存在する可能性を明らかにした。
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