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2010 年度 実績報告書

MYH9異常症の分子病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 20591161
研究機関独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター)

研究代表者

國島 伸治  独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), 高度診断研究部, 室長 (60373495)

キーワードMay-Hegglin anomaly / MYH9異常症 / NMMHC-IIA / 先天性血小板減少症
研究概要

【目的】我々は、May-Hegglin異常に代表される白血球封入体を伴う巨大血小板性血小板減少症の原因遺伝子MYH9を同定し、MYH9異常が引き起こす一連の疾患群としてMYH9異常症を提唱した。本疾患群に特徴的な白血球封入体は、ドミナントネガティブ効果によるNMMHC-IIA蛋白の異常集積が原因であると考えられているが、封入体が認められない血小板ではハプロ不全が示唆されている。昨年度に引き続き、強制発現細胞における異常NMMHC-IIAの局在を解析した。【方法】内因性にMYH9を発現しないCOS-7細胞を用いて強制発現を行い、MYH9 5818delG変異により新たに生じるC末端側の6アミノ酸配列を認識するNT629抗体と、野生型のC末端側を認識するPRB440P抗体を用いて二重免疫蛍光染色を行なった。また、細胞接着能へのNMMHC-IIA発現の影響を解析するために接着斑数および細胞面積を計測した。【結果】5779delC NMMHC-IIAは凝集することなく、野生型と同楼な線維状局在を示した。細胞接着への影響を接着斑数と細胞面積を計測することにより評価したところ、NMMHC-IIA発現COS-7細胞はMYH9変異に関係なくラメリポディアの伸展抑制、接着斑形成の増加が見られた。【結論】ミオシンフィラメントの形成にはミオシン重鎖尾部での二両体形成が必要である。フレームシフトによる異常NMMHC-IIAには、coiled-coil領域およびassembly competent domainは保たれていることから、フィラメント形成阻害が低い可能性が考えられた。

  • 研究成果

    (24件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (18件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Paris-Trousseau-type macrothrombocytopenia without 11q deletion.2010

    • 著者名/発表者名
      Kaya Z
    • 雑誌名

      Pediatr Int

      巻: 52 ページ: e67-71

    • 査読あり
  • [雑誌論文] A novel splice site mutation in intron C of PROS1 leads to markedly reduced mutant mRNA level, absence of thrombin-sensitive region, and impaired secretion and cofactor activity of mutant protein S.2010

    • 著者名/発表者名
      Okada H
    • 雑誌名

      Thromb Res

      巻: 125 ページ: e246-50

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Patients with Epstein-Fechtner syndromes owing to MYH9 R702 mutations develop progressive proteinuric renal disease.2010

    • 著者名/発表者名
      Sekine T
    • 雑誌名

      Kidney Int

      巻: 78 ページ: 207-14

    • 査読あり
  • [雑誌論文] FLNA p.V528M substitution is neither associated with bilateral periven tricular nodular heterotopia nor with macrothrombocytopenia.2010

    • 著者名/発表者名
      Kunishima S
    • 雑誌名

      J Hum Genet

      巻: 55 ページ: 844-6

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Advances in the understanding of MYH9 disorders.2010

    • 著者名/発表者名
      Kunishima S
    • 雑誌名

      Curr Opin Hematol

      巻: 17 ページ: 405-10

    • 査読あり
  • [学会発表] 先天性巨大血小板性血小板減少症2011

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      先天性造血不全シンポジウム
    • 発表場所
      浦安市
    • 年月日
      2011-02-05
  • [学会発表] 先天性巨大血小板性血小板減少症家系において見いだした新規GPIIIa遺伝子変異2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第52回日本小児血液学会総会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20101217-20101219
  • [学会発表] 先天性巨大血小板減少症の新規原因としてのITGA2BのR995W変異2010

    • 著者名/発表者名
      松原康策
    • 学会等名
      第52回日本小児血液学会総会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20101217-20101219
  • [学会発表] 慢性ITPの診断による脾摘後にBernard-Soulier症候群と診断された日系ブラジル人の1男児例2010

    • 著者名/発表者名
      合井久美子
    • 学会等名
      第52回日本小児血液学会総会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20101217-20101219
  • [学会発表] S96L遺伝子変異を認めたEpstein症候群の親子例2010

    • 著者名/発表者名
      村山静子
    • 学会等名
      第52回日本小児血液学会総会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20101217-20101219
  • [学会発表] R702C mutation of the MYH9 gene provokes impaired platelet formation, renal focal segmental glomerulosclerosis, and hearing disability in the mice model2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木伸明
    • 学会等名
      52^<nd> American Society for Hematology Annual Meeting
    • 発表場所
      Orlando, FL, USA.
    • 年月日
      20101204-20101207
  • [学会発表] NHOネットワーク共同研究-先天性血小板減少症の診断ガイドライン作成に関する研究-2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第64回国立病院総合医学会
    • 発表場所
      福岡市
    • 年月日
      20101126-20101127
  • [学会発表] 日本人小児Auditory NeuropathyにおけるOTOF遺伝子解析と治療法選択2010

    • 著者名/発表者名
      松永達雄
    • 学会等名
      日本人類遺伝学会第55回大会
    • 発表場所
      さいたま市
    • 年月日
      20101027-20101030
  • [学会発表] Molecular mechanisms for macrothrombocytopenia2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第72回日本血液学会総会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      20100924-20100926
  • [学会発表] 先天性巨大血小板減少症の新規原因としてのITGA2BのR995W変異-3世代の家系報告-2010

    • 著者名/発表者名
      松原康策
    • 学会等名
      第72回日本血液学会総会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      20100924-20100926
  • [学会発表] 先天性巨大血小板症における新規GPIIb変異の同定2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第11回日本検査血液学会学術集会
    • 発表場所
      東京都
    • 年月日
      20100724-20100725
  • [学会発表] 当院で経験した先天性巨大血小板性血小板減少症の5例2010

    • 著者名/発表者名
      坂入和豊
    • 学会等名
      第11回日本検査血液学会学術集会
    • 発表場所
      東京都
    • 年月日
      20100724-20100725
  • [学会発表] 特発性FSGSにおけるポドサイトNMMHC-IIA(MYH9)発現の解析2010

    • 著者名/発表者名
      三浦健一郎
    • 学会等名
      第45回日本小児腎臓病学会学術集会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20100702-20100703
  • [学会発表] 免疫染色によるMYH9と尿蛋白症との関連性についての検討2010

    • 著者名/発表者名
      三浦健一郎
    • 学会等名
      第53回日本腎臓学会学術総会
    • 発表場所
      神戸市
    • 年月日
      20100616-20100618
  • [学会発表] 巨核球造血、血小板産生異常を呈する病態解析細胞モデルの開発2010

    • 著者名/発表者名
      大西椋子
    • 学会等名
      第33回日本血栓止血学会学術集会
    • 発表場所
      鹿児島市
    • 年月日
      20100422-20100424
  • [学会発表] ヒトES細胞・iPS細胞をソースとするin vitro血小板産生モデル2010

    • 著者名/発表者名
      江藤浩之
    • 学会等名
      第33回日本血栓止血学会学術集会
    • 発表場所
      鹿児島市
    • 年月日
      20100422-20100424
  • [学会発表] GPIIb/IIIa異常による新規先天性巨大血小板症2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第18回日本小児ITP研究会
    • 発表場所
      東京都
    • 年月日
      2010-11-20
  • [学会発表] 先天性巨大血小板症の病因・病態解析と鑑別診断2010

    • 著者名/発表者名
      國島伸治
    • 学会等名
      第8回血液・血管オルビス
    • 発表場所
      東京都(指名講演)
    • 年月日
      2010-08-22
  • [備考]

    • URL

      http://www.nnh.go.jp/

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公開日: 2012-07-19  

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