研究課題
基盤研究(C)
Rasを活性化する因子であるRasGRPファミリーのうち、T細胞に発現するRasGRP1の発現を、全身性エリテマトーデス患者で検討してきた。患者群においてRasGRP1のスプライシング異常および蛋白レベルの発現低下を報告してきたが、今回はスプライシング異常が蛋白発現に与える影響に関して検討した。T細胞に対してプロテアソーム阻害・NMD(nonsense-mediated mRNA decay)の阻害を行ったがRasGRP1発現に変化は認めなかった。スプライスバリアント蛋白が正常RasGRP1およびT細胞機能に与える影響について検討する目的で、RasGRP1 splice variant AをT細胞特異的に発現するトランスジェニックマウスを作製した。C57BL6マウスを背景に,3系統に遺伝子導入を確認した。うち1系統において胸腺におけるRasGRP1 splice variant A-V5の蛋白発現を確認し得たが、現時点では胸腺におけるdouble positive, single positive細胞のポピュレーションに明らかな異常は認めていない。
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