研究課題/領域番号 |
20591175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
廣畑 俊成 北里大学, 医学部, 教授 (90189895)
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研究分担者 |
永井 立夫 北里大学, 医学部, 講師 (60365947)
和田 達彦 北里大学, 医学部, 助教 (60383585)
遠藤 平仁 北里大学, 医学部, 准教授 (20213598)
松井 俊通 北里大学, 医学部, 講師 (20348519)
橋本 篤 北里大学, 医学部, 助教 (50327376)
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連携研究者 |
加藤 智弘 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80233807)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 中枢神経ループス / ループス精神病 / 神経芽細胞腫細胞 / 抗神経細胞抗体 / エピトープ / プロテオミクス / ミトコンドリア酵素タンパク質 / 核酸結合タンパク質 |
研究概要 |
本研究においては、まず、ループス精神病における抗グルタミン酸レセプター(NR2)抗体の役割について検討した。その結果、ループス精神病においては他群に比し髄液中の抗NR2抗体が上昇しており、これが病態に深く関与するものと考えられた。次に、中枢神経ループス患者の血清中の抗神経細胞抗体の認識する抗原解析をプロテオミクスの手法を用いて行った。その結果、ミトコンドリア酵素タンパク質や核酸結合タンパク質などのタンパク質が抗神経細胞抗体の対応抗原の候補として同定された。最後に、抗神経細胞抗体の1つである抗リボソームP抗体は末梢血単球のIL-12産生を増強することによりTh1型の免疫反応を誘導することが明らかになった。
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