研究課題
基盤研究(C)
小児OSCE(客観的臨床能力試験)を臨床技能評価試験として定着させるために、以下の研究を実施した。1)小児OSCEに関するワークショップの開催:3回のワークショップを開催し、合計40名の参加者を得て、小児OSCEの必要性、課題作成方法、実施上の注意点等について、参加者とともに議論をしながら、理解を深め、実際に使用できる課題を作成した。これらのワークショップ開催を通じて、小児OSCEの普及を図ることができた。2)小児OSCE用の課題作成:3回のワークショップで7つの課題(脱水の評価、発達の評価、急性胃腸炎、腸重積、ロタウィルス感染、クループ、川崎病)を作成した。3)小児科の臨床技能教育、小児科学の新しい教育法に関する研究:小児科への動機付けを図り、子どもとのコミュニケーションの取り方、妊婦との交流を通じて子どもを育てる喜びを実践的に学ぶ「地域体験実習プログラム」を開発した。またスキルスラボにおいて、シミュレータを活用した小児科臨床医学教育法をパイロット的に実施し、方法論を検討した。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (15件) 図書 (6件) 備考 (2件)
日本小児科学会雑誌 115
ページ: 132-137
小児科臨床 63
ページ: 55-57
小児科 50
ページ: 85-92
Medical Education (Japan) 40
ページ: 341-346
日本小児科学会雑誌 112
ページ: 793-801
Medical Education 42(1)
ページ: 27-33
Medical Education (Japan) 39
ページ: 87-91
ページ: 93-96
http://www1.gifu.ac.jp/~medc/