研究課題
基盤研究(C)
かぜをひくことにより、なぜ喘息が悪化するのかを明らかにするため、RSウイルス(RSV)感染させた喘息のモデルマウスを用い、人工呼吸器管理下に気道抵抗、肺胞洗浄液(BALF)及び血液中の炎症性細胞比率と多種類のサイトカイン/ケモカインを網羅的に測定した。対照群に比べて卵白アルブミン(OVA)投与群及びOVA/RSV投与群では、気道抵抗の有意な上昇とBALF中と気道への好酸球浸潤を認めた。BALFでは、OVA/RSV投与群において、他群に比べMIP-1αのみが有意に増加した。一方、血清では、対照群に比べ、OVA投与群でIL-5が、OVA/RSV投与群でIL-17が各々有意に増加した。RSウイルス感染喘息マウスでは、MIP-1α等を介して好酸球性炎症が引き起こされることが示唆された。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (8件)
Pediatr Int 52
ページ: e196-e199
Pediatr Allergy Immunol 22
ページ: e87-e94
Int Arch Allergy Immunol 152(Suppl 1)
ページ: 62-66
Cell Biol Int (Epub ahead of print)
日本小児呼吸器疾患学会誌 21
ページ: 134-142
Immunol Lett. 118
ページ: 88-95
Pediatrics. 121
ページ: e748-753
Cell Biol Int. 32
ページ: 1405-1411
Blood. 112
ページ: 2500-2507
Int Arch Allergy Immunol (in press)