研究課題
基盤研究(C)
High Mobility Group Box 1(HMGB1)値を用いて川崎病(KD)の重症度評価として免疫グロブリン大量療法(IVIG)不応例スクリーニングの検討を行った。【方法】KD患児のIVIG前の血清を用いてHMGB1値を初回IVIGで軽快した143例(反応例)と追加治療を必要とした23 例(不応例)を比較検討した。【結果】不応例のHMGB1値は有意に高値だった。ROC解析から得られたHMGB1値のカットオフ値(16ng/ml)以上を予測不応例とすると、鋭敏度43%、精度73%だった。Gunmaスコア5点以上あるいはHMGB1高値を予測不応例とすると鋭敏度74%、精度63%と感度向上が得られた。【結論】川崎病の重症度評価としてのIVIG治療不応例スクリーニングにはGunmaスコアとHMGB1高値による評価が有用である。
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