研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的はPKD における上皮間葉移行(EMT)の役割を明らかにすることである。本研究では,ヒト常染色体劣性多発性嚢胞腎(ARPKD)モデルであるPCKラットの嚢胞性上皮細胞において嚢胞の形成増大に伴い極性の消失が進行し間葉系の形質を獲得しており,PKDの病態にEMTが関与していることが明らかになった。今後さらにその情報伝達系を解明し,病態特異的治療法の開発に発展することが期待される。
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Am J Physiol Renal Physiol. 300(2)
ページ: F511-F520