研究課題
基盤研究(C)
新生児血栓症および播種性血管内凝固(DIC)の全国調査を行った。新生児血栓症の多くは、中心静脈カテーテルに合併し、カテーテル管理法と抗血栓処理の開発が急務である。治療はtPA使用が増加した。新生児DICの病因は、新生児仮死と敗血症に大別され、両群の止血検査に有意な差異がみられた。しかし、D-dimerの標準化が必要である。新生児仮死に伴うDIC治療にトロンボモジュリン(TM)が有用で、中枢障害の改善も得られた。他の関連事項も合わせ検討した。凝固・線溶に関与するトロンビン活性化線溶抑制因子(TAFI)は新生児では極めて低値であった。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件) 図書 (2件) 備考 (1件)
日本産婦人科・新生児学会誌 印刷中
新生児学会誌 投稿中
Pediatr Internatinal in press