研究課題
基盤研究(C)
ゲノムに変異を導入し抗体の多様性獲得に関与する酵素AIDが皮膚悪性腫瘍の母地である扁平苔癬、萎縮性硬化性苔癬、DLEなどの疾患に発現していることが解明された。さらに、これらの前癌病変で持続的に発現しているTNF-aを表皮角化細胞株に添加することで、AIDが誘導されることが確認された。これらの結果より、表皮の持続的な炎症により、AIDが異所性に発現し、遺伝子へ変異を導入することで、皮膚悪性腫瘍が発生している可能性が示唆された。
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