研究課題
基盤研究(C)
自然免疫では樹状細胞上に存在するToll様受容体(Toll-like receptor,TLR)が重要な役割を担っているが、創傷治癒における役割は解析されていない。そこでTLRシグナル遺伝子欠損マウスの創傷治癒過程を検討した。Myd88欠損マウスでは有意な所見が得られなかったが、NF-κBを増強するPDLIM2欠損マウスでは創収縮が亢進して創閉鎖が促進した。分離された線維芽細胞を包埋したコラーゲンゲル収縮も亢進し、TLRシグナルが創傷治癒に関与していることが示唆された。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
東京医科大学雑誌 67
ページ: 176-183
皮膚の科学 8
ページ: 46-51