研究課題
基盤研究(C)
本研究ではうつ病患者を対象として、個人ベースで薬物治療計画の最適化を行うため、MRIによる画像検査を主体とした検査プロトコルの確立を目指す。ここでの「治療最適化」とは、診療の初期段階で病態把握のための検査バッテリーを実施し、その結果を元に治療方針を定め、患者ごとに奏功する薬物の種別・用量設定までの期間を可能な限り短縮することを意味する。研究の性質上、実施期間(5年)を2期に分け、前期で患者の病態把握と治療反応性を予測するのに適した検査の確立を行い、後期でその有効性を評価するための前方視的研究を実施する。本研究を通して確立された治療最適化に関する知見と、これまでに提唱されているうつ病の神経基盤モデルとの関連性・整合性を検討する。
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