研究課題
基盤研究(C)
小胞体(ER)分子シャペロンBiPのプロモーターを用いた解析から、BiP誘導剤(BIX:BiP inducer X)が得られた。マウスの脳室にBIXを前投与し、脳虚血を負荷すると梗塞巣の面積の減少をもたらし、神経症状の軽減が認められた。このBIXの効果は、梗塞周辺領域でERのアポトーシス誘導分子の発現を抑えることによることが示された。以上のように、BIXはERストレスから生じるアポトーシスを抑制し、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患の治療薬になることが示唆された。
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