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2008 年度 実績報告書

MRIを用いた児童思春期うつ病における脳形態に関する前方視研究

研究課題

研究課題/領域番号 20591423
研究機関日本医科大学

研究代表者

齊藤 卓弥  日本医科大学, 医学部, 准教授 (20246961)

研究分担者 大久保 善朗  日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20213663)
舘野 周  日本医科大学, 医学部, 講師 (50297917)
キーワード児童・思春期精神医学
研究概要

1.2008年度(初年度)は、画像処理コンピュータと解析ソフトは日本医科大学精神医学教室に設置し研究に必要な準備を行った。また、DSM-IVに基づいての診断について研究者間の評価の標準化を行い、研究に関わるスッタフに対して評価に用いるCBCL(子どもの行動チェックリススト)、Birleson自己記入抑うつ尺度(DSRS-C)について十分な教育・標準化を行い対象者の評価の信頼性を高めることが達成された。
2.齊藤が中心となり対象被検者のリクルートとのためのシステムを構築した。患者群に関しては当初予定していたように当施設で16歳から18歳の男・女のうつ病の臨床群の対象のリクルートを開始した。一方で、健常群およびハイリスク群に関しては当施設の倫理委員会の承認のもとに公募を行うシステムを構築し今後リクルートを対象群の性別年齢に合わせて行っていく予定である。現時点では、DSM-IVに基づいた大うつ病と診断された患者(疾患群)30名と、性別および年齢で合致する健常対照群30名、ハイリスク群30名を対象には達していないが予定通り2009年度中に必要な被験者を集める予定である。今後どのように倫理委員会の承認の範囲以内でより有効なリクルートの手段についても検討が行われた。必要な被験者を集めることで当初の研究計画と研究目的は達成可能であり、子どものうつ病の理解に深く貢献することができると考えられる。
3.研究者間の定期的な打ち合わせを行い、研究の進捗と課題点について継続した討論を行ってきている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 重度の制止に対し ECT のみで効果がみられずベンゾジアゼピン併用後に劇的に改善したうつ病の一例2008

    • 著者名/発表者名
      上田 諭, 河嶌 譲, 齊藤卓弥, 他
    • 雑誌名

      精神科治療学 23

      ページ: 885-890

    • 査読あり
  • [学会発表] 児童精神科領域における薬物療法2008

    • 著者名/発表者名
      齊藤卓弥
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会総会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      20081100
  • [学会発表] 児童思春期症例に対するsertraline投与による有害事象の出現について2008

    • 著者名/発表者名
      齊藤卓弥
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会総会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      20081100
  • [図書] 子どもの精神病性障害2009

    • 著者名/発表者名
      齊藤卓弥
    • 総ページ数
      210-224
    • 出版者
      中山書店

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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