| 研究分担者 |
杉村 和朗 神戸大学, 医学研究科, 教授 (00136384)
竹中 大祐 神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (60258233)
松本 純明 神戸大学, 医学研究科, 特命講師 (60397833)
前田 哲雄 神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (00457095)
村瀬 研也 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50157773)
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| 研究概要 |
1)前年度の検証を基にした撮像法の肺結節患者における有用性の臨床検証
前年度の基礎及び臨床検証を元に肺結節患者における至適撮像法の臨床検証を行うため,肺結節患者(n=70)において3.0T及び1.5T MR装置において初年度に定めた至適撮像法を可能な限り同一化して撮像を行い,肺結節検出能や定量的良・悪性結節鑑別診断能を検証し,国内・外の学会にて研究成果を発表するとともに,海外一流誌に投稿するために現在論文作成中である。
2)3.0T MR装置における新たな肺機能イメージング法の開発
初年度の研究過程により3.0T MR装置におけるT2^*効果が顕在化することが判明し,このT2^*効果が肺局所の構造や血流或いは気腔内の空気との関係において変化するため,Computed tomography (CT)とは異なった新たに肺構造をX線被曝なく行うことが可能になると考えられた。そのため,前年度に肺局所T2^*計測用撮像法を開発するとともに,新たに定量的肺局所T2^*画像を作成するソフトを開発した。次いでその臨床的有用性を解明するため,喫煙によるCOPD患者(n=40)において検証し,肺機能検査との対比,局所肺構造評価能および重症度評価能を検討し,国内・外の学会にて結果を発表するために抄録を投稿するとともに,海外一流誌に投稿し採択された。
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